今回は『親知らず』について、お話していきたいと思います。

「抜いた方が良いですよ」とかかりつけで勧められたけど、まだ抜いていない親知らず、お口の中にありませんか?
 問題のある親知らずは、ただ炎症を起こすだけでなく、咀嚼のかなめの第二大臼歯を失う原因にもなってしまうんです。
 しかも歳を取ると、歯とあごの骨の癒着が起きやすいため、抜歯が難しくなりやすく、若いうちに抜いておく方が得なのです!

抜く前に読むと役立つQ&Aをお届けします。

Q、抜くように勧められている親知らずが実はあるんですけど、   
  疲れると歯茎がうずく程度。なので抜くのはもう少し先にと
  思っているのですが…
A、疲れた時にうずくというのは、慢性的な炎症があるサイン。
  このまま放置していても治る事はありません。奥歯を失って
  しまったり、たいへんな炎症が起きたら入院が必要になる
  ことも。 今のうちに抜きましょう!!
 

Q、頬が腫れるほど悪化することって話には聞きますけど滅多にはないですよね。

A、体力が落ちたりストレスがかかった時、急に腫れてしまうケースって結構多いんです。

  受験、就活、仕事の大一番、妊娠中など、人生の大事な場面で起こりがちです。

  また親知らずのせいで習慣的な噛み傷ができて潰瘍を作ってしまうことも。

  抜歯の先送りはやめましょう!!

 

Q、親知らずの抜歯は腫れたりするっていいますよね?

  どうして他の歯に比べて大変なのでしょう?

A、骨の中に埋まっている部分が多いので、顎の骨を削って頭を出し抜かなければならないからです

  その点が他の歯の抜歯とは決定的に違うところです。

  ですから抜くのに時間がかかってしまうのです。

 

☆ こういったことを踏まえて、親知らずの抜歯をつい先送りにしている方!!

  親知らずのトラブルは忙しい時、疲れた時に起きやすいです。

  時間に余裕ができた時、体力のある時こそ親知らずを抜くチャンス!!

  将来、「ここぞ」という時に、親知らずで困らない様に今のうちから対処しておきましょう!!